子供間のいじめにインターネットが使われると、事態は複雑化して加害者が誰かすぐにはわからなくなってしまいます。
とくにインターネットの匿名性を活かした手口は悪質でありながら簡単にできてしまう点で
子供にとってはいじめの加害者になるハードルが低くなっているのだと言えます。
自分だと知られることがないという安心感によって、最初の発信者にならなくても
誰かの悪口に乗っかって騒動を大きくしようとするケースもあるでしょう。
また、ほかの誰かを名乗って書き込みをしたりメールを送ったりするというケースもあります。
その場合、悪口を言われた子供が名前を使われただけの子供に対して誤解をしてしまいます。
そのことでトラブルが広がることもあるというわけです。